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債務整理者や超ブラックの人がクレジットカードを作るには

 2020/02/28 クレジットカードの審査   209 Views

債務整理をしたり、支払いを長期延滞したりした人は、いわゆるブラックリストに載った状態になり再度クレジットカードを作るには非常にハードルが高くなります。

このページを見ている人は、恐らくご自身の債務状態に思い当たる節があったり、これから債務整理を考えていたりする人が多いのではないでしょうか。

ブラックリストに載っている人がクレジットカードを作る方法や実際にクレジットカードを作れたというネット情報が山ほどありますよね。

皆さんはそれを信じていますか?

当サイトでは皆さんが健全にクレジットカードライフを楽しめる情報を提供していますので、もしも作れるクレジットカードがあるのであればご紹介します。

しかし、残念ながらブラックリストに載った状態の人が作れるクレジットカードはありません。

では、何故ネットには債務整理者やブラックリストに載った人が実際にクレジットカードを作れたという情報があるのでしょうか。

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Contents

ブラックなのにクレジットカード審査に通った口コミを分析

先にも書きましたが、ネット上には「ブラックリストに載っていてもクレジットカードを作れた」「ブラックでも作れるクレジットカードがあった」などの情報が溢れています。

しかし、ブラックリストに登録されている人が一般的なクレジットカードの審査に通過することはあり得ません。

元某信販会社の審査部門に勤務し、実際に審査をしていたから断言できるんです。

と言っても、ネット上の情報がすべて嘘というわけではありません。
私が見る限りそのような情報が出回った理由はいくつか考えられましたので、ご紹介します。

そもそもブラックリストに登録されていない

ブラックリストに登録されるには一定の条件があります。
ただ支払いに遅れたからと言ってすぐにブラックリストに登録されるわけではありません。

ブラックリストに登録される条件は下記の通りです。

・クレジットカード(キャッシング含む)の返済を61日以上滞納した(している)

・カードローンの返済を61日以上滞納した(している)

・その他のローン(住宅ローン、マイカーローン等)の返済を61日以上滞納した(している)

・携帯電話端末代金の分割払いを61日以上滞納した(している)

・奨学金の返済を61日以上滞納した(している)

・クレジットカードを強制解約された

・債務整理をした

・代位弁済が行われた

このような状態にない場合は、ブラックリストに登録されることはありません。
原則、ブラックリストに登録される滞納は61日以上が基準になります。

クレジットカードの引き落とし日に口座残高不足により引き落としができなかっただけでブラックリストに登録されると思っている人もいるようですが、そんなに簡単にブラックリストに登録していたら世の中ブラックだらけになってしまいます。

但し、毎月返済日に引き落としができなかったり、常に支払い遅延をしている場合はブラックリストに登録されなくともクレジットカード会社の社内ブラックとなる場合があります。

ブラックリストに登録されたと勘違いされる事例

・カード等の返済が数日遅れた

・公共料金の支払いを滞納した(クレジットカード払いを除く)

・家族がブラックリストに登録された

・消費者金融から借入をしている

・過払い金返還請求をした(一部例外あり)

既にブラックリスト登録期間が経過した

金融事故を起こすことでブラックリストに登録されても、一定期間が経過すると事故情報が削除されます。

俗に「喪明け」なんて言い方をしますが、事故情報が削除されることでブラックリストではない状態になるため、クレジットカードの審査に通る可能性が格段に高くなります。

ブラックリストに登録されている期間は、登録された理由によって異なりますが5年~10年と長期に渡ります。
そのため、ブラックの人自身でも途中で経過年数がわからなくなったり、間違えてしまったりすることもあるんです。

まだブラックだと思っている人が、実は既に登録期間が経過していたためにクレジットカードの審査に通ったということも十分にあり得ます。

但し、喪明けであるブラックリストが解消された直後は、「ホワイト」と言われるクレヒス(利用履歴)が真っ白な状態になります。

年齢にもよりますが、クレヒスがホワイトだとブラックリストに登録されていたのではないか?と怪しまれることも多く、審査においてマイナスに働くことがありますので覚えておきましょう。

信用情報機関の情報共有前というレアケースもあり

カード会社が情報照会している信用情報機関には下記3機関があります。

・CIC(株式会社シーアイシー)

・JICC(株式会社日本信用情報機構)

・KSC(全国銀行個人信用情報センター)
※KSCを運営母体であるJBA(一般社団法人全国銀行協会)と表記する場合があります

主にCICはクレジットカード会社、JICCは消費者金融、KSCは金融機関が会員として加盟していますが、CICとJICCは指定信用情報機関になっているためほとんどのカード会社が加盟していると言っても過言ではありません。

これだけを見ると消費者金融で事故を起こしてもクレジットカードの申し込みには関係ないように感じるでしょうが、この3機関は「CRIN(クリン)」というネットワークで事故情報を相互共有しているんです。

更にJICCとCICは「FINE(ファイン)」というネットワークでも情報を共有します。

すべての情報が共有されるわけではありませんが、基本的にはこれらのネットワークシステムにより金融事故情報を把握して審査をします。

しかし、ごく稀に情報が共有される前に審査に通ってしまうことがあるんです。

本来、金融事故を起こしてブラックリストに登録されているにも関わらず、たまたま申し込みをしたカード会社が照会した情報にその事故情報がないことで発生します。

但し、この場合はクレジットカード入会後の途上与信によりブラックリストに登録されていることが判明するため、強制解約になるでしょう。

アメックスグリーン審査基準の解釈に誤解あり

「アメリカン・エキスプレス・カード(アメックスグリーン)」は、ブラックリストに登録されていても審査に通るという口コミを見かけた方もいるでしょう。

この情報が出回る理由は、アメックスは外資系のため日本のクレジットカード会社と審査基準が異なるからというものです。

確かにその通りでアメックスは日本のクレジットカード会社とは異なる審査基準でクレジットカードを発行しています。

ただ、審査基準が異なるからといってブラックリストに登録されている人が審査に通過するわけではありません。

楽天カードやセゾンカード、JCBカードなど多くのクレジットカード会社は属性情報を審査基準にしていますが、アメックスの審査基準は年収を重視する傾向にあるんです。
この審査基準が巡り巡ってブラックリストに登録されている人でも審査に通るという解釈になってしまったのでしょう。

いくら年収を重視する審査とはいえ、アメックスでも信用情報機関での情報照会はしますし、ブラックリストに登録されている人にカードを発行することはありません。

ネットの情報を信じてブラックなのにアメックスに申し込みしても審査に通ることはありませんので、やめましょう。

ブラックの人がクレジットカードの審査に通るには

ブラックリストに登録されているとクレジットカードの審査に通らないことがわかったと思います。

では、もう二度とクレジットカードを持てないのか?

答えはNOです。

時間はかかりますが、きちんとした手順を踏むことで新たなクレジットカードライフを歩むことが出来ますので安心してくださいね。

ここからは債務整理や滞納、延滞、借金踏み倒しなど様々な理由によりブラックリストに登録されてしまった人がクレジットカードを手に入れるまでを解説していきます。

ブラック入りから5年~10年ひたすら待つ

ブラックリストに登録されてしまった場合、自分が何をしたところでその情報が消えることはありません。

ブラックリストを消すには、ひたすら決められた年数が経過するのを待つしかないんです。

ブラックリストの登録期間は下記の通りです。

ブラックリスト条件 CIC JICC KSC
61日以上延滞 5年 1年 5年
3か月以上連続延滞 5年 5年 5年
強制解約 登録なし 5年 5年
任意整理 登録なし 5年 5年
個人再生 登録なし 5年 5年
特定調停 5年 5年 5年
自己破産 5年 5年 10年
代位弁済 登録なし 5年 5年

最短はJICCに登録される延滞情報になりますが、先に解説した通り各信用情報機関は情報を共有していますので、結局5年間はブラックリストに登録されている状態になります。

自己破産の場合は10年になりますが、その他の場合は5年が経過するのを待つ必要があります。

待機期間に安定した収入を得られるようにしよう

ブラックリストの情報が削除され「喪が明ける」と待ちに待ったクレジットカードの審査に通る可能性が高まります。

とはいえ、ブラックリストの情報が削除されたばかりの頃はクレヒスが俗に言う「ホワイト」という取引履歴がなにもない状態になっています。

年齢にもよりますが、この状態はクレジットカード会社が怪しむ1番の原因になるんです。
30代くらいになって取引履歴が何もないとブラックだったのではないか?喪明けなのではないか?と推測することは容易なことです。

要はせっかく喪が明けたとしてもマイナスからのスタートになってしまうということ。

ならば、できるだけ審査において有利になる状態にしたいと思いませんか?

一般的なクレジットカード会社の審査では属性情報を重視する傾向がありますので、できるだけ安定した収入を得られる職業に就くことをおすすめします。

安定した職業というと公務員が代表的ですが、一般の企業でも十分です。
パート、アルバイトやフリーターのような状態ではなく、どこかの企業の正社員であることが望ましいでしょう。

もちろん自営業の方もいると思いますので、絶対にクリアしなければならない条件ではありませんが、正社員や公務員は審査において有利になることは知っておいてください。

尚、自己破産でブラックになった人の場合、弁護士や行政書士などの士業、生命保険募集人、警備員など一定期間就けない職業がありますが、期間を過ぎれば従事できるようになります。

申し込みは審査の甘いクレジットカード1枚に

ブラックだった人は喪が明けても信用力が低く、残念ですが何も事故がない人と比較すると審査に通る可能性が低いです。

その状態でむやみに好みのクレジットカードへ申し込みをしても審査落ちを繰り返すことになってしまいます。

審査落ちの繰り返しを避けるためには、やはり1発で審査に通るように審査の甘いクレジットカードに申し込むことをおすすめします。

一般的に審査が甘いクレジットカードというと楽天カードやエポスカード、イオンカードあたりが紹介されることが多いと思いますが、ブラックだった人にはそれらのクレジットカードはおすすめしません。

というのも楽天カードやエポスカードなどはホワイト(クレヒスがない)には厳しく、スコアリングの時点で審査落ちしてしまう可能性が高いからです。

審査が甘いクレジットカードというと語弊がありますが、一般的にブラック解消後に審査に通りやすいクレジットカードとして下記をご紹介しましょう。

セディナカードJiyu!da!

セディナカードJiyuda

審査難易度が低めで、独自審査基準を持つクレジットカードです。
但し、支払い方法が特殊なため同じ過ちを繰り返さないように注意しましょう。

アコムACマスターカード

消費者金融のアコムが発行するMaster cardブランドのクレジットカードです。消費者金融のため通常のクレジットカードとは審査基準が異なり、安定した収入があることを重視するため喪明けでも審査に通りやすくなっています。

ライフカードCH(有料)

ライフカード

公式サイトで審査に不安な方向けに独自審査基準でカードを発行と謳っている年会費有料のライフカードです。一般カードとしては年会費が高めなのが難点ですが、喪明けに最適でしょう。

Tカードプラス

SMBCモビットが発行しているカードローン機能とクレジットカード機能が一体になったクレジットカードです。
独自審査基準を持ち、一括返済以外の方法で現金の借入が出来る点がメリットでしょう。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメリカン・エキスプレスカード

上記にご紹介したクレジットカードの中で1枚だけ雰囲気が違う…と思われると思いますが、アメックスは外資系なため審査基準が国内カード会社とは異なり、喪明けでも審査に通る可能性が高めのクレジットカードです。

ブラック明けの申し込みブラックに注意!

ブラックリスト削除まで長い期間待ち、やっと申し込みができる!となり嬉しくて一気に多数のクレジットカードに申し込む人がいますが、危険行為ですので絶対にやめましょう。

審査落ちするかもしれない…という不安もあり複数申し込みたくなる人もいるでしょうが、クレジットカードには「申し込みブラック」と言われるブラックもあるんです。

これは短期間に複数枚のクレジットカードに多重申し込みをすることが原因になり、その対象はクレジットカードに限らず消費者金融や銀行のカードローンも含まれます。

実際、何枚が申し込みブラックの対象になるかは定められていませんが、概ね月に3枚以上のクレジットカード申し込みをすると危険です。

申し込み情報は6か月間信用情報機関に登録されますので、次々に申し込みをしてもすぐにバレます。
既に申し込みブラックになっていると考えられる人は6か月間待ってから再度申し込みをしましょう。

ブラック解消後の審査に通るためのコツ

せっかくブラックリストが削除され、クレジットカードに申し込みをしても審査に落ちてしまうのではないかという不安は付きまといますよね。

申し込みブラックがあるだけでなく、審査落ちを繰り返せば次に申し込みするクレジットカードの審査落ちの可能性がどんどん高くなってしまいます。

そうならないためにも最初の申し込みから審査に通りやすくなるコツをしっかりと抑えておきましょう。

審査通過のコツ①キャッシング枠は0円にする

クレジットカードに申し込みをする際の申告事項ではキャッシング枠を0円もしくは、設定なしにしましょう。

キャッシング枠を設定するだけでスコアリングの減点対象になるだけでなく、元ブラックと思われる(ホワイトの)人がキャッシングを希望することはカード会社の心象に良い影響を与えません。

単純に考えて、ブラックリストに載ってしまった人は理由はともかく、借金を踏み倒した人と認識されます。
聞こえは悪いですが、貸したお金を返さない人ということですよね。

そのような状態にある(と予測される)人がキャッシング枠に申し込みすると悔しいですが「現金を借りないと生活できないのでは?」「現金を使ってまた借金踏み倒しをするのでは?」と思われ、審査落ちの原因になってしまいます。

このような事態にならないためにもキャッシング枠は申し込まないようにしましょう。

もしもキャッシング枠を付けたいのであれば、審査に通過しクレヒスを積み上げてからキャッシング枠の申し込みを追加すればよいのです。

審査通過のコツ②申告事項は丁寧にミスなく申告する

クレジットカード申込時の住所や電話番号、生年月日などはもちろん、勤務先情報なども含め申告情報は入力後に二重三重にチェックしましょう。

当たり前のことですが、申告事項のミス入力は意外と多いんです。

これも不本意なことかもしれませんが、ブラックリストに登録されていたと思われるホワイト(クレヒスなし)の人が申告ミスをすると「わざとごまかした」と思われてしまうことがあります。

信用情報機関への照会では住所や電話番号、生年月日が少々違っていても類似情報として正しい情報を確認することが出来ます。

この時にカード会社は、過去の履歴を隠すためにわざと個人情報を変えて申し込みをしたのではないか?と勘繰ります。

審査担当者がなんでもかんでも怪しいのではないか?という目で見ているわけではありませんが、実際に個人情報を変えて申し込みする人がいるためにそう思われてしまうんです。

ブラック明けの人がスコアリングで一発審査通過になることはなかなか難しく、審査担当者の目に触れる可能性が高いので、申告事項は正しく、ミスをなくすことが重要になります。

審査通過のコツ③固定電話番号があるなら絶対に申告する

自宅に固定電話を持っている場合は、クレジットカード申込時に必ず申告しましょう。

昨今では自宅に固定電話を持っていてもFAXでしか利用していないなどの理由で、携帯電話番号しか申告しない人が増えています。

ちょうど私が審査担当をしていた頃に携帯電話番号のみの申告が増えて、社内で協議が発生したこともありました。

というのも、元々固定電話番号を持っているということ自体がその人の信用に繋がっていたからなんです。

その昔、固定電話は加入権という高額な権利を持った人にのみ与えられていたことの名残でしょう。

今では自宅の電話番号も様々な契約形態があり、一概に固定電話を持っているから信用できるとは限りませんが、やはり携帯電話だけよりも心象は良くなります。

別の味方をすると固定電話を置くべき定まった住所があり、その料金も支払い出来ているということになり、間接的に信用につながります。

カード会社が一番恐れるのは借金の踏み倒し、貸したお金が返ってこないことです。

支払いが出来なくなった時、債務整理をする人が多いと思いますが実際に夜逃げをされるケースもあります。

固定電話番号を申告することは夜逃げのリスクが減少するという判断にも繋がるため、非常に重要な事項になるんです。

審査通過のコツ④借金を踏み倒した会社には申し込まない

ブラック期間を満了したとしても、ブラックリスト登録前に契約していたクレジットカード会社に申し込みをすることは避けましょう。

各信用情報機関のブラックリスト情報が削除されたとしても、契約していたクレジットカード会社では自社情報として事故情報を長期間保有しています。
中には永続的に情報を保管し、以降の審査申し込みがあっても即審査落ちとなる会社も多くあります。

カード会社からしてみれば貸したお金を踏み倒されたわけですから当たり前ですよね。
もしも自分が友人にお金を貸し、返してくれないまま数年が過ぎ、またお金を貸して?と言われたら貸しますか?

一度借金を踏み倒すと同じ人や会社からの信用を取り戻すのは非常に難しいことなんです。

但し、一部のクレジットカード会社ではブラックリストが削除されて長期経過したのちに積み上げられたクレヒスを参照した上で、再度契約をした事例もあります。

これは各カード会社の指針で異なり、社内での状況が変わることもありますので何とも言い難いですが、私が審査を担当していた会社では半永久的にブラック顧客情報が残り審査に通過することはありませんでした。

このような事情からブラックリスト削除後に事故を起こしたクレジットカード会社への申し込みは審査落ちする可能性が高いので、避けるべきと考えます。

ブラック明けに審査落ちしてしまった場合の対策

ブラックリストの登録期間が過ぎ、クレジットカードに申し込みをするも審査に落ちてしまうこともあります。

審査落ちの理由は公開されませんので確かではありませんが、多くの場合クレヒスが何もない状態、俗に言う「ホワイト」が原因だと考えられます。

ブラックリストの情報が削除されるということは、良くも悪くも積み上げてきたクレヒスがすべて消されるということ。

クレジットカードの審査は本人の勤務先や年収などの属性情報の他、今までの金融商品の利用履歴を参考にします。

20代ならともかく、30代、40代になってクレヒスが真っ白な状態であることは考えにくいため、審査担当者はブラックリスト削除後なのではないか?と疑いをかけるんです。

誤解のないように付け加えますが、中には現金主義で本当に今まで一度も金融商品を利用したことのない人もおり、俗にスーパーホワイトと呼ばれています。

今までクレヒスにブラックがあることが原因でクレジットカードの審査に落ちていたのに、今度はクレヒスに何もないことが原因で審査に落ちてしまうということです。
八方塞がりじゃん!と怒りたくもなるでしょうが、仕方ありません。
このような場合には、しばらくの間クレヒスを積み上げることに専念しましょう。

クレジットカードを作れないのに?と思うかもしれませんが、クレジットカードがなくてもクレヒスを積み上げることはできます。

携帯電話端末の分割購入です。

携帯電話端末の割賦契約は一般的なクレジットカードやカードローン契約よりも審査が甘く、携帯電話会社のブラックになっていなければ契約できる場合がほとんどです。

携帯電話の端末代金を毎月コツコツと支払うことでクレヒスを積み上げましょう。

ある程度クレヒスを積み上げたら、次に審査の甘いクレジットカードに申し込み、審査に通ったらそのクレジットカードでまたコツコツとクレヒスを積み上げます。

延滞せずに毎月、毎月支払いを繰り返しているうちに立派なクレヒスが出来上がり、自分が作りたいクレジットカードの審査にも通るようになるでしょう。

ブラックも超ブラックも使える審査なしのデビットカード

ブラックが解消された人はもちろん、ブラック真っただ中の人でも持てるカードが審査なしのデビットカードです。

どんな事情であれ、キャッシュレスが主流になってきた現代でクレジットカードがないのは非常に不便ですよね。

とはいえ、金融事故を起こしてしまった以上クレジットカードの審査に通らないのは仕方のないこと。

そんな時に審査なしで発行してもらえるのがデビットカードなんです。

デビットカードにはいろいろなタイプがありますが、どのタイプにも共通するのはデビットカードで決済すると同時に金融機関の口座から現金が引き落としされること。

通常のクレジットカードは一時的にカード会社から借金することになるため、審査が必要ですが、デビットカードは借金をすることがないので、発行するカード会社も借金を踏み倒される危険がなく、審査の必要がありません。

審査なしだからブラックの人も超ブラックの人も、ブラック明けで他のクレジットカードの審査落ちを経験した人も誰でも持てるんです。

中でもおすすめのデビットカードは「楽天銀行デビットカード」です。

楽天デビットカード

国際ブランドにVISA、JCBを選択することができ、クレジットカードの楽天カード同様1.0%の還元率でポイントも付与されます。
もちろん楽天SPUの対象にもなっているので、即時に口座から現金が引き落とされる以外はクレジットカード同様に使うことが出来ます。

楽天銀行デビットカード(VISA)には年会費有料のゴールドやシルバーもあり、それぞれ特典が異なりますので、自分の好みと年会費有無によって選ぶと良いでしょう。

債務整理者必見!ブラックリストを簡単解説

冒頭でも触れましたがブラックリストを正しく理解していないために、自分がブラックリストに登録されていると勘違いしている人がいます。

反対にブラックリストに登録されている状況にもかかわらず、ブラックリストへの理解が謝っているためにクレジットカードの審査落ちを繰り返している人もいます。

また、今支払いに困っていて債務整理を考えている人はブラックリストについて知らなければ前に進めません。

ブラックリストについて詳しく解説しますので、しっかりと理解しておきましょう。

ブラックリストは実在しない

いきなりですが、実はこの世に「ブラックリスト」というリストはありません。

当サイトでも「ブラックリスト」という表現を元に「ブラックリストに登録」「ブラックリストに載った」という言い方をしたり、ブラックリストに登録されている人を「ブラックの人」と表現したりしています。

しかし、実際には「ブラックリスト」というリストはなく、信用情報機関に「異動」と呼ばれる金融事故情報が登録された状態の俗称として使われています。

「ブラックリスト」の語源は、金融事故を起こしたイメージが黒という説や、名簿を黒で潰されるという説など諸説あります。

ブラックリストに登録される条件とは

返済日を数日過ぎて支払いを延滞した場合に「あぁ…もうブラックリストに登録されちゃうのか…」と悩んでしまう人をたまに見かけます。

しかし、なんでもかんでも返済が遅れたらブラックリストに登録されるわけではありません。

ブラックリストに登録されるには一定の条件があります。

ブラックリストに登録される条件

・クレジットカード(キャッシング含む)の返済を61日以上滞納した(している)

・カードローンの返済を61日以上滞納した(している)

・その他のローン(住宅ローン、マイカーローン等)の返済を61日以上滞納した(している)

・携帯電話端末代金の分割払いを61日以上滞納した(している)

・奨学金の返済を61日以上滞納した(している)

・クレジットカードを強制解約された

・債務整理をした

・代位弁済が行われた

基本的に返済の遅延・滞納に関しては61日以上を経過した場合にブラックリストに登録されます。
信用情報機関では、毎月の支払いが正常に行われているかを下記のような表記で情報保管しているんです。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
$ $ $ $ $ $ $ $ $ A A A

正常に返済が行われている場合には各月に「$」マークが入力されますが、延滞などにより未入金の場合には「A」マークが入力されます。

Aマークが3つ以上継続した場合に61日以上の滞納であることがわかります。

またクレジットカードの強制解約や債務整理、代位弁済などの場合には「異動」という情報が記録され、イコールブラックリストに登録という状態になります。

ブラックリストを保有しているのは信用情報機関

先に少し書きましたが、ブラックリストを管理保有しているのは信用情報機関です。

クレジットカードの審査やブラックリスト、債務整理などについて調べている人は必ず目にする名称ではないでしょうか。

日本国内にはこの信用情報機関が3機関あり、それぞれ会員登録している業種が異なります。

信用情報機関名 略称 加盟企業
株式会社シーアイシー CIC クレジットカード会社・信販会社・他
株式会社日本信用情報機構 JICC 消費者金融・信販会社・他
全国銀行個人信用情報センター KSC
JBA
銀行・信用金庫等の金融機関・銀行系カード会社

※JBA…KSCを運営する一般社団法人全国銀行協会の略称

この3機関はそれぞれの会員が取り扱う金融商品の登録情報や利用状況を登録、保管しています。
この登録されている利用状況をクレジットヒストリー(クレヒス)と呼び、クレジットカードなどの金融商品の審査に活用されるんです。

金融事故が発生した場合に「異動」という名称で登録される事故情報のことを一般にブラックリストに登録されると表現しています。

信用情報機関に登録される情報

信用情報機関には、ブラックリストと呼ばれている「異動」情報が登録されることをお伝えしました。
では、信用情報機関にはどれだけの情報が登録されているのでしょうか。

主に信用情報機関に登録されている情報

・氏名 / 生年月日 / 住所 / 電話番号

・クレジットカードなど金融商品の利用状況

・クレジットカードなど金融商品の申込状況

・信用情報照会履歴

ここで重要なのが「金融商品の利用状況」及び、「金融商品の申込状況」です。
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、この2つの情報はクレジットカードなどの審査で重視される項目だからなんです。

利用状況は先ほど解説した通り、審査において重視されるクレジットヒストリー(クレヒス)にあたり、申込状況は「申し込みブラック」を判断する材料になります。

ブラックリストが消えるまでの期間

信用情報機関に「異動」が登録され、ブラックリストと呼ばれる状態になると一定期間その情報が登録され続けます。

「異動」情報が消えるまではブラックリストに登録されている状態が継続していますので、クレジットカードに申し込みをしても審査に落ち続けます。
では、いつまで待てば「異動」情報が消えてブラックリストから解放されるのか。

「異動」情報の登録期間は下記の通り登録条件によって異なります。

ブラックリスト条件 CIC JICC KSC
61日以上延滞 5年 1年 5年
3か月以上連続延滞 5年 5年 5年
強制解約 登録なし 5年 5年
任意整理 登録なし 5年 5年
個人再生 登録なし 5年 5年
特定調停 5年 5年 5年
自己破産 5年 5年 10年
代位弁済 登録なし 5年 5年

最短でJICCの61日以上延滞で1年、最長ではKSCの個人再生と自己破産で10年となります。

では61日以上延滞をしてしまった場合、1年間待てばクレジットカードの審査に通るのか?というとNoなんです。
これには信用情報機関が情報を相互共有していることが関係してきます。

信用情報機関は情報を共有している

各信用情報機関は各登録会員に対して情報を開示している旨を解説しました。

これだけを見ると各クレジットカード会社が会員になっている信用情報機関の情報さえクリアになっていれば、ブラックではなくなるように感じることでしょう。

しかし、この信用情報機関同士は「CRIN(クリン)」と「FINE(ファイン)」というネットワークで情報を共有しているんです。

上記の例でいうと61日以上の延滞の場合、JICCであれば1年で事故情報が消えてブラックリストではなくなるように見えますが、JICCの情報はCICやKSCにも共有され、それぞれの機関で5年間削除されることがありません。

要は、61日以上の延滞であっても最低5年間はブラックリストに登録されている状態が継続するということなんです。

そのためブラックリストから解消されるには5年~10年かかり、その間にクレジットカードにいくら申し込みをしても審査に通ることが難しい状態です。

平成27年1月からKSCはJICCやCICとの情報共有を取りやめていますので、それまでに共有された情報は各機関に残っていますが、取りやめ後、新たにKSCから情報が共有されることはありません。

今後は、KSCの情報がCICやJICCに共有されないことにより、一部の状況に限り審査に通る可能性が高くなるかもしれませんね。

携帯電話料金の滞納とブラックリストの関係

ブラックリストに登録される条件として「携帯電話端末代金の分割払いを61日以上滞納した」という条件があります。

一見、携帯電話料金を滞納したらブラックリストに登録されるように見えるかもしれませんが、これは携帯電話の端末を分割払いで購入した場合の話です。

昨今の携帯電話端末は高額であり、購入時に2年間、24回の分割払いで購入して月々の料金と一緒に支払う方法が主流になっていますよね。
中には何らかの割引料金と相殺されて端末料金は無料同然の場合もあるでしょう。

端末を分割払いで購入している場合は、割賦契約をしているのでショッピングローンを組んでいるのと同じ扱いになり、信用情報機関に登録されます。

そのため、携帯電話端末を分割払いで購入し、月々の料金を滞納してしまうとクレジットカードやカードローンの滞納と同じ扱いになりブラックリストに登録されることになるんです。

携帯利用料金を延滞や滞納してしまった場合でも、既に端末代金の分割払いが終了していたり、端末代金を一括やクレジットカードで支払っていたりする人はブラックリストに登録されません。

但し、端末代金をクレジットカードで支払い、そのクレジットカードの支払いを延滞、滞納した場合には期間によりブラックリストに登録される可能性があるので注意しましょう。

携帯電話会社にもブラックリストがあった!

たった今、携帯電話の端末代金の支払いがない利用料金の延滞・滞納ではブラックリストに登録されないとお伝えしたばかりです。
しかし、実は携帯電話会社には携帯電話会社としてのブラックリストがあるんです!

携帯電話会社では先ほどの端末代金に関係なく、携帯電話会社から請求された支払いを延滞、滞納している場合に携帯電話会社のブラックリストに登録します。

ブラックリストに登録される期間は下記の通りです。

キャリア ブラックリスト登録期間
docomo 90日間
au 180日間
ソフトバンク 180日間

docomoのみ90日(約3か月)ですが、他の携帯電話会社は申し込みブラックと同じく180日間(約6か月間)登録が続きます。

この期間は新たに携帯電話の契約が出来ない可能性がありますので、注意しましょう。

ブラックか不安なら信用情報を確認

自分はブラックリストに登録されているんじゃないか?

自己破産から多分そろそろ10年経つけど、もう情報が消えている?

クレジットカードに申し込む前に念のため自分の状況を知っておきたい

など、クレジットカードの申し込みを前に考える人が多いと思います。

そのような場合には、各信用情報機関に開示請求をすることで自分の情報を確認することが出来ます。

各信用情報機関の開示請求方法は下記の通りです。

信用情報機関 開示請求方法 手数料
CIC 窓口・郵送・スマホ 500円~1,000円
JICC 窓口・郵送・スマホ 500円~1,000円
KSC 指定請求書を郵送 500円~1,000円

尚、開示請求する際には目的のクレジットカード会社がどの信用情報機関に加盟しているか確認してからの方が良いでしょう。

基本的に各信用情報機関には下記のような会社が加盟していますので、参考にしてください。

CIC(株式会社シーアイシー)
指定個人信用情報機関に指定されているため、貸金業者は必ず加盟する義務があります。

JICC(株式会社日本信用情報機構)
CIC同様に指定個人信用情報機関に指定されているため、貸金業者はもちろん、ほとんどのクレジットカード会社が加盟しています。

KSC(全国銀行個人信用情報センター)
主に銀行や信用金庫などの金融機関が加盟する全国銀行協会が運営する信用情報機関です。
クレジットカード会社はあまり加盟していませんが、アメリカン・エキスプレスや銀行が出資している銀行系クレジットカード会社など一部の会社が加盟しています。

尚、例え家族であっても本人以外の人は原則信用情報機関の開示請求はできません。
本人が死亡している場合に限り2親等以内の血縁者からの開示請求が可能です。

延滞中や債務整理中の人とクレジットカードの関係

ここまではクレジットカードなどの借金を踏み倒してしまい、ブラックリストに登録されてしまったことを前提に解説してきました。

ここからは現在進行中の人を対象にしたクレジットカードの申し込みについて解説していきます。

現在進行中というのは、まだ債務整理に踏み切れないものの既に支払いを延滞、滞納している状態の人や債務整理をするために準備中、債務整理の返済中の人などのことを指します。

延滞中や債務整理返済中にクレジットカード審査に通るのか

現在、クレジットカードやカードローンの支払いを延滞、滞納していたり、債務整理の返済中の人がクレジットカードの審査に通ることはほとんどありません。

これは先に解説した信用情報機関の登録情報により現状がカード会社にわかってしまうからです。

金融事故を起こした時点で信用情報機関に事故情報が登録されますし、延滞期間が短く事故に至っていなくても審査時点で未払いの支払いがあることがわかります。

万が一、すんでの差で審査担当者が照会した情報が事故情報の登録前だったとしても、延滞や滞納、債務整理をしようとしている人は保有カードすべての枠がいっぱいになっていたり、保有カードがが多すぎたりすることで審査担当者は「怪しい…」と判断し、審査に落とすことがほとんどでしょう。

どうしてもクレジットカードが必要な場合はどうするの?

延滞中や債務整理の返済中だけど、仕事の都合で海外へ行くなどどうしてもクレジットカードが必要という方もいますよね。

そのような場合には下記のカード申し込みをおすすめします。

  • デビットカード
  • 家族カード
  • バンドルカード

これらのカードはクレジットカードと同様に利用することが出来ますが、審査なしで作成することが出来るカードです。
家族カードのみ場合によっては簡単な審査が入ることがありますが、基本的に本会員がしっかりとしていれば問題ないでしょう。

但し、バンドルカードはカードの発行やスマホアプリからのチャージに手数料がかかります。
特にチャージ手数料は1回のチャージで500円~1,800円と高額になるため、デビットカードや家族カードの手段が難しい場合の最後の手段として考えると良いでしょう。

まとめ

初めての時は審査に対する不安がある位で簡単に作れたクレジットカードですが、一度ブラックリストに登録されてしまうとクレジットカードを持てるまでにとても大変です。

特に自分の努力ではどうにもできないブラックリストが削除されるまでの期間は非常にもどかしいことでしょう。

債務整理には、任意整理や個人再生、自己破産など様々な方法がありますがどの方法をとってもクレジットカード会社からしてみれば借金踏み倒しという事実が残り、信用を墜落させてしまいます。

ブラックリストに登録されないようにすることが最優先ですが、万が一ブラックリストに登録されてしまった場合は、急がず焦らず自分の環境を整えましょう。

地道にクレヒスを積み上げることで、審査の甘いクレジットカードに始まり、長い時間をかけてより良いクレジットカードの審査に通過することができるようになります。

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