コストコユーザー必携のコストコグローバルカード


会員制倉庫店という日本では聞きなれない商業施設が、いつの間にか国民の多くがお買い物をする欠かせないお店となったコストコ。
決して安くはない年会費がかかるにも関わらず、多くの人を魅了するコストコの魅力はやはりボリューム満点の商品や見慣れない海外製品を含む品揃えでしょう。
そんなコストコが一押しするクレジットカードが今回ご紹介するコストコグローバルカードです。
コストコグローバルカードは、コストコ店頭でも精力的に告知・広告しているので、コストコへ行ったことがある人ならその存在はご存知のことと思います。
コストコグローバルカードをメインカードとして利用する運営者の私がその魅力や注意点をたっぷり解説します。

Contents
運営者が見たコストコグローバルカード
コストコへ行ったことがある人ならわかると思いますが、コストコでのショッピングにはクレジットカードが必須と言っても過言ではありません。
コストコの魅力でもあるボリュームたっぷりの商品ですが、そのボリュームはそのままお値段に反映してしまうのです。
1回の会計が数万円という人も少なくありません。
実際に私も2か月に3回のペースで数年間継続利用していますが、ほぼ毎回3万円以上の支払いをしています。
冒頭にも書いた通り、コストコは会員制(メンバーシップ制度)のため下記の年会費がかかります。
名称 | 対象 | 年会費(税抜) |
---|---|---|
ゴールドスターメンバー | 個人 | 4,400円 |
ビジネスメンバー | 法人・事業主 | 3,850円 |
コストコを利用していない人は、この年会費を支払ってでもコストコを利用したいと思う人が多いことに首をかしげることもありますね。
コストコの商品が安いため元が取れるという人もいますが、私個人としてはクレジットカードで支払うことで会費以上のお得があると感じています。
そこで登場するのがオリコとコストコが提携して発行するコストコグローバルカードです。
コストコでのショッピングで得られるポイント(リワード)の還元率は、業界最高水準の1.5%で、高還元で人気の高いリクルートカードを優に超え、REXカードに並ぶ勢いです。
コストコグローバルカードを日常的に利用していると年間数万円のポイント(リワード)を貯めることができるので、年会費を負担に感じることがありません。
とはいえ、メリットの大きなクレジットカードには多くのデメリットが隠されていることも事実です。
コストコグローバルカードも例にもれず、人によっては持つ価値を疑うようなデメリットがあります。
このページの後半でコストコグローバルカードのデメリットもしっかりとお伝えしますが、基本的にコストコグローバルカードはコストコを利用する人にとってメリットがあるクレジットカードです。
そのため、コストコの利用機会がなかったり、少なかったりする人には正直おすすめしません。
コストコグローバルカードはあくまでもコストコユーザーのためだけに発行されているコストコユーザー必携のクレジットカードなのです。
コストコグローバルカード最新ニュース(2020/10/12更新)
コストコグローバルカードのキャンペーンをはじめとする知って得する最新ニュースをご紹介します。
掲載の内容は注意事項など一部を抜粋したもので、公式サイトでも告知なく変更になる可能性がありますので、興味のある方はご自身で公式サイトを確認してくださいね。
コストコグローバルカード 新規入会キャンペーン
キャンペーン期間内にコストコグローバルカードに入会すると3つのプレゼントをゲットできるチャンス!
キャンペーン期間 | 2020年10月1日~2020年12月31日 |
---|---|
対象 | キャンペーン期間内にコストコグローバルカードが発行された方 |
エントリー | 一部必要 |
キャンペーン① ショッピングバックプレゼント
コストコグローバルカード申し込み時にETCカードを登録すると、その場でショッピングバックをプレゼント!
※web入会の場合は、カウンターで事後申請をしてください。
キャンペーン② エントリー + web明細登録で500リワードプレゼント
キャンペーン期間中にエントリーし、web明細に登録するとすぐに使える500リワードをプレゼント。
会員登録日 | エントリー キャンペーン期間 |
リワード 付与時期 |
リワード 有効期限 |
---|---|---|---|
2020年10月1日~10月31日 | 2020年10月1日~ 2020年12月31日 |
2021年2月中旬 | 2022年12月末日 |
2020年11月1日~11月30日 | 2020年11月1日~ 2021年1月31日 |
||
2020年12月1日~12月31日 | 2020年12月1日~ 2021年2月28日 |
キャンペーン③ エントリーと条件達成で最大3,500リワードプレゼント
キャンペンにエントリーし、条件1を達成すると最大2,000リワード、条件2を達成すると1,500リワード、合計3,500リワードがプレゼントされます。
会員登録日 | エントリー キャンペーン期間 |
リワード 付与時期 |
リワード確認サイト 反映時期 |
---|---|---|---|
2020年10月1日~10月31日 | 2020年10月1日~ 2020年12月31日 |
2021年2月1日 | 2021年2月中旬 |
2020年11月1日~11月30日 | 2020年11月1日~ 2021年1月31日 |
2021年3月中旬 | |
2020年12月1日~12月31日 | 2020年12月1日~ 2021年2月28日 |
2021年4月中旬 |
条件1 期間中にコストコ以外でショッピング利用をすると5.0%のリワード還元
コストコ以外での利用還元率が通常1.0%のところ、期間中は加算付与リワードが最大2,000リワードまで5.0%にアップします。
※通常加算される1.0%のリワードと加算付与される4.0%のリワードは付与時期が異なります。
条件2 対象の携帯電話料金を支払うと1,500リワードプレゼント
下記の対象携帯電話会社の料金をコストコグローバルカードで支払うと、1,500リワードがプレゼントされます。
docomo/Softbank/au/Y!mobile
※期間中の合計が10,000円以上の利用に限ります。
キャンペーンエントリー方法
キャンペーンへのエントリーは簡単2ステップです。
コストコグローバルカードのメリット
コストコグローバルカードには、コストコユーザーが両手を挙げて喜ぶメリットがたくさんあります。
コストコグローバルカードユーザーはもちろん、これからコストコを利用しようとしている人、コストコグローバルカードに申し込もうとしている人も是非チェックしてみてくださいね。
コストコ利用で 業界最高水準の還元率1.5%
コストコグローバルカード最大の魅力は、やはりコストコで利用した時の還元率が1.5%になることでしょう。
現在のクレジットカードの還元率は0.5%程度が多く、還元率の高さで人気のリクルートカードが1.2%、使い勝手と還元率の両方を持ち合わせている楽天カードやヤフーカードでも1.0%となっています。
そんな中、コストコグローバルカードはコストコ利用に限定されるものの還元率が1.5%の高さなのは大きなメリットです。
Master card利用でも1.0%の高還元率
コストコグローバルカードをコストコ以外で、国際ブランドMaster cardとして利用した場合も1.0%の還元率でリワード(ポイント)が貯まります。
先に解説した通り、高還元クレジットカードである楽天カードやヤフーカードと同じ還元率です。
コストコの利用頻度が高い人でもやはりコストコで利用する金額は限られてきます。
その点、コストコ以外の利用でも1.0%のリワード(ポイント)が貯まるので、公共料金や携帯電話、税金などの支払いに利用すると驚くほどザクザクポイントが貯まります。
貯めたポイントは自動キャッシュバック
コストコグローバルカードで貯めたリワード(ポイント)は、毎年2月に自動的にキャッシュバック処理されます。
クレジットカードのポイントを使い忘れて有効期限が切れてしまったり、交換できるポイント数まで貯まらず交換できないまま失効してしまったりという事例が多くありますが、コストコグローバルカードはそのような心配がいりません。
キャッシュバックで交換されるリワード(ポイント)数も1Pからなので、貯まっているリワード(ポイント)が少なくても安心です。
キャッシュバックは、コストコのみで利用できる電子マネーとしてコストコグローバルカードに記録されますので、コストコでの会計時にリワード(ポイント)を利用する旨を伝えるだけなので、簡単ですね。

年1回以上の利用で年会費が無料
コストコグローバルカードの年会費は、初年度のみ無料ですが2年目以降は1,250円(税抜)の年会費が発生します。
但し、前年度1回以上の利用があれば翌年の年会費が無料になるのです。
コストコグローバルカードをメインカードに使っていたり、定期的にコストコへ行く際の専用カードとして利用していたりする人は、年会費が有料のクレジットカードであることを忘れているかもしれませんね。
実際、私はこの記事を書くにあたり年会費有料だったことを思い出したほどです。
年会費無料のクレジットカードは多数ありますが、やはり年会費有料のクレジットカードとはポイント還元率や付帯サービスが異なります。
コストコグローバルカードは年会費有料のサービス内容やポイント還元率なのに年1回利用をするだけで年会費無料になるので、とってもお得なんです。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
コストコグローバルカードには、海外・国内旅行傷害保険が付帯されています。
補償内容は発行元であるオリコのプロパーカードと同じで、海外旅行傷害保険は最高2,000万円の充実した保険が自動付帯されています。
国内旅行傷害保険は利用付帯となりますので、旅行関連の費用をコストコグローバルカードで支払うことで最高1,000万円の補償が適応されます。
実質年会費無料のクレジットカードでこの補償内容は嬉しいですね。
Master cardコンタクトレスで簡単決済
コストコグローバルカードには、Master cardコンタクトレス機能が搭載されています。
Master cardコンタクトレスは、クレジットカードを専用端末にかざすだけで支払いができる決済サービスです。
もちろんApple Payにも対応しているので、コストコグローバルカードをiPhoneやApple watchに登録すれば簡単に利用することができます。
コストコグローバルカードの年会費
コストコグローバルカードの年会費は、初年度のみ無料、2年目以降は1250円(税抜)となります。
但し、前年度1回以上の利用があれば翌年の年会費も無料になるため、コストコグローバルカードを利用していれば実質年会費無料のクレジットカードと言えます。
基本的にコストコグローバルカードはコストコで大きなメリットを受けられるクレジットカードなので、コストコを定期的に利用しているユーザーが多いでしょう。
定期的にコストコを利用している限り、年会費が有料になることはないので安心ですね。
但し、コストコの利用を辞めてしまったり、コストコのない地域に転居したりして、利用頻度が下がった場合は要注意です。

コストコグローバルカードで発行できる追加カード
家族カード
コストコグローバルカードでは、本会員1名につき1枚までの家族カードを年会費・発行手数料無料で発行することができます。
もちろん家族会員の利用分にもリワード(ポイント)が付与されますので、1人で利用するよりも多くのリワード(ポイント)を早く貯めることができますね。

そこで、家族がコストコの家族会員になり、コストコグローバルカードの家族カードを発行すれば会員が不在でも家族会員がコストコでクレジットカード決済できるようになります。
もちろんその場合もリワード(ポイント)還元率は1.5%になります。
ETCカード
コストコグローバルカードは、本会員1名につき1枚までETCカードを年会費・発行手数料無料で発行することができます。
但し、家族カードを発行している場合はその家族カードに対しても1枚までETCカードを発行することが可能です。
コストコは商品のサイズも大きく、購入量も通常のスーパーとは異なるため車で行く人も多いですよね。
家族会員もETCカードを発行できればより便利に利用することができます。

コストコグローバルカードの発行日数
コストコグローバルカードの発行日数は明確になっていません。
但し、コストコグローバルカードが手元に届くまでには、申し込み完了後2週間~3週間程度かかると言われています。
実は、一部ではコストコグローバルカードは即日発行できるのではないか?という噂がありました。
その理由は、コストコ店頭で精力的に勧誘していたり、申し込みカウンターが設置されているためと思われますが、残念ながらコストコグローバルカードは即日発行に対応していません。
コストコグローバルカードユーザーである私の経験をお伝えしたいところですが、私はコストコグローバルカードが発行開始する前に事前申し込みをしていました。
いわゆる…発行予約のようなものですね。
そのため、申し込みから発行まで何か月もかかっていたのでわからないのです。
コストコグローバルカードの発行日数は、即日発行もスピード発行もできない通常発行となりますので申し込んでから利用できるまでには1か月弱の日数がかかると思っておきましょう。
店頭申込だと早くクレジットカードが発行されるイメージを持っていると思いますが、コストコグローバルカードに限ってはオンライン申し込みの方が早く発行されます。
店頭でコストコグローバルカードに申し込みすると店頭がまとめて審査部署のあるオリコに送り、そこからの審査になりますが、オンラインなら1クリックですぐに審査部署に届きます。
申し込み情報がオリコに届くのが早ければ早いだけコストコグローバルカードの発行も早くなりますので、急いでいる人は必ずオンラインから申し込みするようにしましょう。
コストコグローバルカードのポイントプログラムと還元率
コストコグローバルカードのポイントプログラムは、キャッシュバックリワードというプログラムを採用しています。
ポイントの単位を「リワード」と呼び、一般的なクレジットカードのポイントプログラムとは少々異なります。
但し、楽天カードやdカードのようにいろいろなキャンペーンやポイント加算システムなどがないため、高い還元率を持ちつつもセゾンカードインターナショナルのようにシンプルな使いやすさを持ったクレジットカードと言えるでしょう。
リワード還元率の基本
コストコグローバルカードは、コストコ利用に対して1.5%、コストコ以外での利用に対して1.0%の還元率でリワードが貯まります。
リワードは、コストコ利用分もコストコ以外のMaster cardとして利用した分も税込金額に対して計算されるので、消費税率が上がった今も少しお得に思えますね。
貯まったリワードは、翌年2月にコストコでのみ1リワード1円として利用できる電子マネーとしてキャッシュバックされます。
電子マネーと言っていますが、実際はコストコグローバルカードにリワードが記憶されているだけなので会員本人が何かを操作する必要はありません。
リワード計算方法
多くのクレジットカードは1回の会計金額や、1か月の請求金額に対してポイントが計算され、付与となりますが、コストコグローバルカードは少々異なります。
毎年1月1日から12月31日までの年間利用額に対してリワードが計算されるのです。
その計算も「コストコ利用の年間利用額 × 1.5%」「コストコ以外利用の年間利用額 × 1.0%」という非常に単純かつ豪快な方法です。
下記に一例として私のリワード確認画面を掲載してみました。
毎月の利用額に対して計算されたリワード額が掲載されていますが、下部にある赤字を見てください。
(赤字部分)
「上記は月ごとに獲得リワードを計算した額となります。したがって、月ごとの獲得リワード額を合計した額と、実際に付与される年間購入金額に対して計算されたリワード額とは若干ずれが生じますので、あらかじめご了承ください。」
これは、コストコグローバルカードが参考として毎月の税込合計利用額に対して各還元率を乗じたリワード額を確認できるようにしていますが、最終的な確定リワード額と異なりますという意味の注意書きです。
先に解説した通り、コストコグローバルカードのリワードは毎年2月に前年1月1日~12月31日までの税込合計利用額に対して計算されますが、ユーザーが年度途中でも確認できるように概算リワード額をチェックできるようにしています。

上の例の場合でも下記程度の差額が出ます。
月額計算 | 年間合計額 | 差額 | |
---|---|---|---|
コストコ利用分 | 4,129リワード | 4,125リワード | -4リワード |
コストコ以外利用分 | 12,446リワード | 12,442リワード | -4リワード |
合計 | 16,575リワード | 16,567リワード | -8リワード |
ちなみにリワード確認画面では、その時点の最新獲得リワードのみ下記の様に詳細が掲載されます。
これを見てもわかるようにリワード額計算は、各利用分の税込合計額に対して還元率を乗じただけ。
しかも小数点以下は切り上げになっています。
(参考計算式) 8月コストコ利用額 19,983円 × 1.5% = 299.745
昨今のクレジットカードは会計毎や100円、1,000円に対してポイントが加算されるものが多いですが、その場合は端数が無駄になってしまいます。
その点、コストコグローバルカードは毎回の会計や毎月の請求額に端数が出ても年末にはすべて合計されてしまいます。
更に合計金額全額に対して還元率を乗じるため、1円も無駄になりません。
ここまで優秀なポイント計算をしているクレジットカードはありませんので、非常に貴重な存在です。
キャッシュバックリワードの使い道
コストコグローバルカードに貯まったキャッシュバックリワードは、毎年2月に自動的にコストコで利用できる電子マネーに交換され、コストコで1リワード=1円として通常の支払いに利用することができます。
ショッピングの会計時にレジスタッフさんにリワードを使いたい旨を伝えると、会計金額からリワード分が差し引かれ、残額があれば残額を現金やクレジットカード、プリペイドカードで支払うことになります。
多くのクレジットカードでは、貯めたポイントを共通ポイントやマイル、商品券、電子マネーなどに交換することができますが、コストコグローバルカードにはキャッシュバック以外の選択肢はありません。

リワードの有効期限
コストコグローバルカードで貯まるキャッシュバックリワードは1年単位で自動的にコストコでのみ利用できる電子マネーに交換されるため、有効期限などの定めはありません。
しかし、電子マネーに交換された後のリワードには1年間の有効期限が付きます。
「キャッシュバックリワードの使い道」でお伝えした通り、コストコでお買い物をする機会があれば、レジスタッフの方がリワードの利用有無を確認してくれますので、有効期限が切れることはありません。
しかし、電子マネーに交換された後、1年間コストコへ行かないと誰も指摘してくれないのでそのまま失効してしまう可能性があります。
コストコグローバルカードの電子マネー事情
コストコグローバルカードは、電子マネー「nanaco」「楽天Edy」「モバイルSuica」「SMART ICOCA」「PASMO」にチャージすることができます。
但し、nanaco、楽天Edyへのチャージはリワード付与対象外となりますので、注意してください。

コストコグローバルカードの申込資格と審査
コストコグローバルカードの申込資格は、「高校生を除く18歳以上のコストコ会員の方」となります。
多くのクレジットカードは年齢や安定収入のみが申込資格となりますが、コストコグローバルカードはコストコに特化したクレジットカードということもあり、コストコ会員にならないと申込ができないのです。
その背景を考えるとコストコグローバルカードの審査は、さほど厳しくないと考えられます。
というのも、コストコグローバルカードを発行する対象者が「コストコ会員」に限られているためです。
コストコは、コストコでの利用に大きなメリットがあるクレジットカードを発行することでコストコ会員や利用者を増やしたいという思惑があるでしょう。
そこで入会審査を厳しくしてしまうとコストコ利用者が増えないどころか、コストコそのものの印象にも影響しかねません。
だからと言って、誰でも彼でも審査に通していてはクレジットカード事業が成り立たないのもわかりますよね。
そこで考えられるコストコグローバルカードの審査に通らない可能性がある人は、下記のような方と考えます。
コストコグローバルカードの審査に落ちる可能性がある人
- 現在ブラックリストに載っている人
- 過去5年以内に債務整理をしている人
- 過去10年以内に自己破産している人
- 過去にオリコカードで事故や大きな延滞をしている人
- 消費者金融などで高額の借金がある人
- スマホ代金やショッピングローンなどで2か月以上の延滞をしている人
これらのほとんどはオリコが利用する信用情報機関に金融事故情報が登録されているため、審査に通ることが難しいでしょう。
また、ブラックリストに掲載された後、真面目に金融生活をしていた場合でもオリコが発行するクレジットカードで過去に延滞や事故を起こしていた場合は、年月に関わらず審査に通らない可能性があります。
もしも自分がブラックリストに掲載されている可能性があったり、過去に金融事故を起こした経験があったりする場合には、現在の自分の状況を確認してから申し込みすることをおすすめします。
また、当サイトでも審査に関する解説を多数掲載していますので、参考にしてくださいね。
コストコグローバルカードの付帯保険
海外旅行傷害保険
コストコグローバルカードには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯されています。
被保険者は、コストコグローバルカード会員のみとなりますが、家族カードを保有している家族がいる場合は、家族会員も同じ内容の補償を受けることができます。

自動付帯:クレジットカードを保有しているだけで保険適用対象となります。
利用付帯:クレジットカードで旅行関連の支払い(※)をした場合のみ保険適用対象となります。
※旅行関連の支払いは、各クレジットカードにより「搭乗する公共乗用具の支払い」や「参加する募集型企画旅行の支払い」など対象となる支払いの内容が異なります。
海外旅行傷害保険の補償内容
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
携行品損害 | 最高20万円 ※1事故につき免責金額3,000円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
救援者費用等 | 最高200万円 |
コストコグローバルカードの海外旅行傷害保険は、最高2,000万円で救援者費用なども付いた年会費有料クレジットカードに匹敵する内容です。
短期間の比較的近い海外旅行であれば、コストコグローバルカードの海外旅行傷害保険のみでも良いと考える人もいるくらいでしょう。
但し、傷害治療費用と疾病治療費用の最高額が200万円な点が少々不安要素になるかもしれません。
健康保険が使えない海外では入院や手術が必要になる治療になると一気に医療費が高額になります。
傷害治療及び、疾病治療の費用は一般的に300万円あると安心と言われていますので、不安がある場合は保有している他のクレジットカードの付帯保険を確認するか、別途個人で海外旅行傷害保険に加入すると良いでしょう。

JCBカードは基本となるJCB一般カードだけでなく、若年層向けで還元率の高さに定評があるJCB CARD Wや20代から持てるゴールドカードJCB GOLD EXTAGE、JCBカードの中では審査に通りやすいと言われているJCB CARD EXTAGEなど多数のクレジットカードが発行されています。
国際ブランドのプロパーカードとしてのステータスも十分なので、チェックしてみると良いでしょう。
国内旅行傷害保険
コストコグローバルカードには国内旅行傷害保険も付帯されていますが、海外旅行傷害保険と異なり、利用付帯となります。
国内旅行傷害保険の内容は、オリコカードと同様で最高1,000万円の死亡・後遺障害補償です。
国内旅行は健康保険が適用されるためさほど重視しない方も多いと思いますが、万が一を考えると保険に加入している方が安心ですよね。
わざわざ保険料を支払って加入するのはもったいないという人も、クレジットカードに利用付帯されている国内旅行傷害保険なら旅行代金をクレジットカードで支払うだけなので、別途費用が発生することもなくおすすめです。
コストコグローバルカードの活用情報
コストコグローバルカードは、コストコでの利用に特化したクレジットカードですが、コストコ利用以外にもカードユーザーがお得に利用できる付帯サービスがあります。
ここでは、コストコグローバルカードに付帯されているその他のサービスをご紹介しましょう。
パッケージツアー優待サービス
コストコグローバルカードの発行元であるオリコが提供する国内オリコパッケージツアー割引サービスでは、パッケージツアーを3.0%~5.0%オフで利用することができます。
パッケージツアーは一般的な旅行代理店やwebパンフレットで検討できるので、制約もありません。
ツアーを決定したらあとは申し込みするだけで、会員限定の割引率が適用されます。
また、この優待サービスではコストコグローバルカード会員だけでなく家族や友人、会社の同僚でも同行する人は会員と同じ割引率が適用されるので、皆で安くツアーへ参加できるのです。
尚、パッケージツアー優待サービスを実施しているオリコ旅行センターでは取り扱いブランドにより割引率が変動します。
割引率 | 取り扱いブランド |
---|---|
5.0% | ANAスカイホリデー ビッグホリデー JALPAK クラブメット |
3.0% | びゅう 東武トップツアーズFeel(鉄道利用除く) 赤い風船(JR利用は関東発のみ取扱可) ASUKA CRUISE |
その他(※) | Ciao(SALEの人数限定商品を除く) メイト(JR利用は関東発のみ取扱可) エースJTB(JR利用は関東発のみ取扱可) JTBサン&サン(JR利用は関東発のみ取扱可) |
※その他の詳細はオリコ旅行センターにお問い合わせください。
格安航空券サービス
こちらもコストコグローバルカードの発行元であるオリコが提供するサービスです。
国内全路線及び、日本全国発の海外航空券を格安でオンライン予約することができます。
国内格安航空券サービス
オリコの国内格安航空券サービスは、インターネットからサービス利用ができるのでいつでも思い立った時に利用できます。
また、国内往復航空券に宿泊がプラスされた格安プランも充実しているので価格優先の人にもおすすめです。
特徴2 繁忙期でもいつでも割引価格あり
特徴3 搭乗当日1時間前でも予約が可能
海外格安航空券サービス
海外格安航空券サービスでは、400社以上のエアライン数を取り扱っているH.I.S.サイトから簡単検索で申し込みすることができます。
特徴2 多数の旅行先での24時間日本語サポート付き
特徴3 おすすめ順・料金順・所要時間順・出発時間順など豊富な検索方法で簡単検索
海外おみやげ宅配サービス
海外旅行のおみやげを出発前にネットで注文し、旅行の帰宅日に合わせて自宅へ届けてくれる便利なサービスです。
このサービスを利用することで旅行先の現地でお土産選びに時間を取られることなく、観光や自分のショッピングを満喫できます。
しかもネット注文品はすべて会員特典の15.0%オフなので、時間もお金も有効利用できますね!
レンタカーサービス
国内外の各レンタカーが会員優待割引の5.0%~20.0%オフで利用できるサービスです。
国内での利用なら各レンタカー会社に直接電話で予約し、その際に「オリコカード優待割引」と伝えるだけで会員価格で利用ができます。
レンタカー会社 | 割引率 |
---|---|
ニッポンレンタカー | 約5.0% |
日産レンタカー | 5.0% |
オリックスレンタカー | 5.0% |
タイムズカーレンタル | 5.0% |
三菱レンタカー | 20.0% |
また、海外レンタカーサービスでは、オンライン予約後、オリコカードで支払うだけで5.0%~15.0%オフになります。
取り扱いレンタカー会社は、海外レンタカーでお馴染みのハーツレンタカーとダラーレンタカーで、どちらもオリコの公式サイトからオンライン予約が可能です。
レンタカー会社 | 割引率 |
---|---|
ハーツレンタカー | 5.0% |
ダラーレンタカー | 15.0% |
コストコグローバルカードの注意点
メリットを中心に解説してきたコストコグローバルカードですが、やはりユーザーがデメリットと感じる部分もそれなりにあります。
何故かメリットの大きなクレジットカードに限って残念なデメリットも多い、という都市伝説的な噂があり、コストコグローバルカードもそこに漏れずとでも言いましょうか。
クレジットカード会社も慈善事業ではありませんので、メリットばかりを掲げていては商売になりません。
そのため、デメリットがあるのは仕方のないことなんです。
そこでユーザーに必要となるのが、デメリットを理解し、デメリットに注意して利用すること。
ここではコストコグローバルカードのデメリットや注意点を解説しますので、自分が利用するならどうするべきかを考えながら見ていただけると良いでしょう。
貯まったリワードはコストコでしか利用できない
コストコグローバルカードで貯めたリワードは、自動的にコストコでのみ利用できる電子マネーに交換されます。
ここで注意してほしいのが「コストコでのみ利用できる」という点ですね。
他のクレジットカードのように共通ポイントや商品券、マイルなどに交換することができないのです。
コストコを定期的に利用している人は、さほどデメリットに感じないかもしれませんが、コストコを利用できない環境になった時には大きなデメリットになるでしょう。
貯まったリワードの交換時期が選べない
コストコグローバルカードのリワードは、1月1日~12月31日までに貯めた分が翌年2月に自動で電子マネーに交換されます。
この自動交換システムは交換忘れや交換の手間がなく、非常に便利ではありますが、交換したい時に交換できないというデメリットにもなるのです。
コストコで大きな買い物をするタイミングで貯めていたリワードを使いたいと思っても自分の好きなタイミングで交換することができません。
キャッシュバックされたリワード(ポイント)の有効期限は1年間
毎年2月にキャッシュバックされたリワードは、有効期限が1年間になります。
貯めたリワードは自動で交換されるため、有効期限が切れる心配はありませんでしたが、交換後は有効期限に注意が必要です。
dポイントや楽天ポイント、Tポイントなどは多くの提携店で利用するとレシートに有効期限が記載されるので、ちょこちょこと確認するタイミングがあります。
しかし、コストコグローバルカードのリワードはリワード確認サイトで確認しないと有効期限まではわかりません。
また、昨今のポイントとしては有効期限が非常に短いのもデメリットに感じてしまいますね。
先ほど挙げた共通ポイントは最終利用(使う・貯める)から1年間と有効期限が頻繁に更新されるので、実質有効期限なしのようなもの。
そのようなポイントを使い慣れているとコストコグローバルカードのリワードの有効期限に物足りなさを感じることでしょう。
尚、コストコを定期的に利用していれば、会計時に利用を促す声かけをしてもらえるので使い忘れることはほとんどないないでしょうが、コストコの利用頻度が低い人は注意が必要です。
コストコ会員を退会すると還元率0.0%のメリットゼロカードに
コストコグローバルカードは、最高還元率が1.5%、基本還元率でも1.0%と非常にリワードを貯めやすいクレジットカードですが、それはリワードを使うこと、現金として還元されることを想定した場合の還元率です。
しかし、貯めたリワードはコストコのショッピングにしか利用できないため、コストコ会員を辞めてしまうとリワードを使う方法がなくなります。
貯めたリワードを使えなくなれば、一気に還元率0.0%のメリットが1つもない最低のクレジットカードになってしまいます。
あのACマスターカードでさえも0.25%のキャッシュバック還元があるのに、コストコグローバルカードの還元率は0.0%になる可能性を秘めているということです。
また、コストコの会員を退会せずともコストコがない地域に転居するなどしてポイントを使う機会がなくなれば実質還元率0.0%になることは変わりません。
コストコ会員を退会しても家族や友人の同伴者(※)として入場することができますが、非会員のクレジットカードを会計に利用することができません。
コストコでは会員証を提示して会計をするため、提示した会員証と同じ名義のクレジットカードしか利用できないようになっています。
コストコグローバルカードにリワードが残っている場合は、使いきってから退会するようにしましょう。
(※)2020年10月現在、感染症対策のため同伴者規定が一部変更されています。詳細は、当ページ「コストコに入場できる人とは」を参照してください。
1年間に1度も利用しないと1,250円の年会費が発生する
1年間1度もショッピングの利用がないと年会費1,250円(税抜)が発生してしまいます。
コストコグローバルカードは元々年会費を有料にするだけの価値があるクレジットカードであるにも関わらず、簡単な条件で年会費が無料になっているという考え方もあります。
しかし、年会費がかからないクレジットカードとして利用していたのに急に1,000円を超える年会費の請求が来るのは決して嬉しい事ではありませんよね。
コストコグローバルカードをメインカードとして利用し続けている人は、さほど心配することはありませんが、複数のクレジットカードを使い分けている場合などは、気づいたら1年間利用していなかったということも考えられます。
1番安全なのは、光熱費や携帯利用料金、NHK受信料など定期的に支払いが発生するものの支払先にコストコグローバルカードを設定することでしょう。
コストコの年会費が勝手にコストコグローバルカードに請求される
コストコグローバルカードを持つとコストコの年会費が勝手にカード請求されるようになります。
コストコグローバルカードを持っていない場合は、コストコへ行った際にレジやメンバーシップカウンターで会費を支払って更新をします。

毎月コストコへは行っているものの、メンバーシップカウンターへ行くのはもちろん、混雑しているレジで更新をするのも面倒だったので、どうせ支払う年会費だから自動で請求してくれてラッキーくらいに思っていました。
私と同じ様に感じている人も少なからずいると思いますが、何故メリットに感じる人がいるサービスに対して「勝手に請求される」というデメリットを感じている人がいるのでしょうか。
この答えはコストコの会員更新ルールにありました。
(前提)
コストコの会員権は有効期限が切れた後でもその時点で、更新料を支払うことで更新可能
・更新月2か月以内に更新すると今までと同じ月が更新月となる
・更新月を3か月以上過ぎて更新するとその更新した日が以降の更新月となる
※コストコ会員権の更新基準は「月」となります。
この会員更新ルールから考えると更新月を3か月以上過ぎてから更新すれば、単純に有効期限が3か月以上分伸びることになります。
毎月コストコを利用しているユーザーには全くメリットになりませんが、数か月に1回程度の利用頻度の人にとっては非常に大きな違いになりますよね。
メリットとデメリットは紙一重と良く言われますが、この年会費請求はまさに紙一重のサービスと言えるでしょう。
コストコグローバルカードの基本情報
年会費 | 初年度無料 / 2年目以降1,250円(税抜) ※前年度1回以上の利用で翌年度の年会費は無料 |
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国際ブランド | Master card |
申込条件 | 高校生を除く18歳以上のコストコ会員の方 ※コストコ会員以外は申し込み不可 |
家族カード | 1枚まで発行可能(発行手数料・年会費無料) |
ETCカード | 発行可能(発行手数料・年会費無料) |
旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 自動付帯(最高2,000万円) 国内旅行傷害保険 利用付帯(最高1,000万円) |
その他付帯保険 | ショッピング保険 / 紛失・盗難補償 |
発行日数 | 2週間~3週間程度 |
還元率 | 1.00%~1.50% |
ポイントプログラム | キャッシュバックリワード |
電子マネー | nanaco/楽天Edy/モバイルSuica/SMART ICOCA/PASMO ※nanaco/楽天Edyはポイント付与対象外 |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay/QUICPay/iD/Master cardコンタクトレス |
まとめ
コストコグローバルカードは、コストコユーザーだけに大きなメリットを授けてくれるクレジットカードです。
多くのクレジットカードは、汎用性に富み誰でもある程度お得に使えるようになっていますが、コストコグローバルカードに関してはまったくの別物。
コストコを利用しない人には限りなくメリットがないに等しく、コストコを利用している人にとっては持たない選択肢がないほどのメリットです。
コストコユーザーやこれからコストコを利用しようとしている人は、是非コストコグローバルカードへの申し込みを考えてみましょう。